Solid Edge 概要
Solid Edgeは、全世界その中でもアジア各国(中国、インド等)での利用が飛躍的に伸びており、あらゆる業種に対応可能なWindowsに準拠した標準ミッドレンジ3DCADです。
設計時間の短縮、設計変更への迅速な対応、インポートデータ再利用の促進を可能にするシンクロナス・テクノロジを搭載し、完成度の高いアセンブリ設計を実現しました。
さらに卓越した図面機能、ユーザーが意識することなく管理が可能なデータ管理機能、使い勝手の良い有限要素解析など、そのどれもが卓越したSolid Edgeによりますます複雑化する製品設計もシンプルに進めることができるようになります。
- 直感的な操作で誰でも使える(シンクロナス・テクノロジー)
- 短期間の導入立上げ
- 低い運用コスト
- 2Dからの3D移行支援ツール
- 大規模アセンブリ対応
- 板金・図面専用ツール
- 信頼性の高い解析(NX Nastran)
- スケーラブルな設計データ管理製品群
シンクロナス・テクノロジー
CADの操作にとらわれず、アイディアをスピーディーに具現化
効率的な設計作業を支援する高度なテクノロジー
コンセプト
現在主流の「ヒストリー」タイプには「操作が複雑」「計算時間がかかる」「モデルが壊れやすい」という欠点があります。また、その対極にある「ノン・ヒストリー」CADにも「パラメトリック」や「自動化」に弱いという欠点が。そこで、シーメンスが目指したのは、両者の“良いとこ取り”です。

ライブ断面
3Dモデルを断面から編集
内部構造を瞬時に2次元化し、外から見えない部分を確認しながら、図面を修正する感覚で3Dモデルの編集ができます。
シンクロナス変換
いざという時に心強いノンヒストリー化
モデルの完成間近なのに寸法を変更するとモデルが壊れてしまう… そんな時でも Solid Edgeならばモデルをノンヒストリ化しダイレクト編集による即時対応が可能です。しかも、アセンブリ内の位置拘束や図面との連想性はそのまま維持されます。
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!マーク(エラーフィーチャ)が多発してモデルが崩壊 |
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モデルをシンクロナス化してエラーを回避 |
“設計意図”の自動認識
特徴・関係を瞬間認識
モデルの幾何的な特徴を瞬時に把握し、編集作業中にそれを維持するシーメンス独自の最先端技術です。設計者は複雑なCADの操作を意識する事なく設計業務に集中できます。
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片側の円筒面を移動すると、同軸の他の円筒面も自動的に追従 |
パラメトリック
パラメトリックもいつでも、自由自在
2次元のスケッチに配置した寸法や拘束条件に縛られ、モデル修正の自由度がそがれることはありません。Solid Edgeではパラメトリックな寸法や拘束をいつでも好きな時に加えたり削除したりできますので、設計思想を正しく3Dモデルに反映できます
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変数テーブルを用いた数式によるモデル駆動も可能 |
デタッチ&アタッチ
任意の形状をコピー&ペースト
必要な形状だけをコピー&ペースト。貼り付けた後でシンクロナスで自由に編集できるので、類似形状の作成工数を大幅削減できます。勿論、コピー先は別の部品でもOKです。
CAEにおける業務効率化の実現
トータル工数短縮をSolid Edgeが実現!

Solid Edgeの優位性
シーメンスPLMソフトウェアが開発したWindowsに準拠した標準ミッドレンジ3DCAD。
ヒストリーとノンヒストリーモデリングの長所をバランスよく融合し、さらに独自開発のシンクロナス・テクノロジは、操作性に優れている為、柔軟に迅速な形状修正を可能にし、外部CADデータの修正も容易に行えます。
