SimSolid詳細
メリット
形状簡略化とメッシングが不要
従来のFEA の形状簡略化とメッシングは特に時間がかかり、広範な専門知識が求められるほか、ミスを招きやすい作業です。しかし、独自のテクノロジーを採用するSimSolidでは、この2つの作業が必要ありません。そのため、モデルの準備を数分で完了できます。
複雑なパートや大規模なアセンブリも解析可能
SimSolidは、従来のFEAでは難しい、複雑なパートや大規模なアセンブリの解析を行うために開発されました。正確さを欠く形状にも難なく対応できます。アセンブリ接合機能は、形状に隙間と重複がある粗い接触面でも業界トップクラスの速度で処理できます。
数秒、数分で解析完了
SimSolidは驚異的なスピードを誇ります。標準的なPC でも、秒単位や分単位でシミュレーションを完了でき、複数の設計シナリオを高速に解析して比較できます。さらに、パート単位で正確性を指定できるため、必要に応じて詳細レベルを素早く掘り下げることができます。

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「画像提供:アルテアエンジニアリング株式会社」
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機能
解析機能
線形静解析、固有値解析、周波数応答解析、過渡応答解析、熱解析、熱- 構造連成解析、材料非線形解析、幾何学的非線形解析、ランダム応答解析
対応可能な接合および境界条件
- アセンブリの接合︓固着/スライド/摩擦/分離、ボルト、スポット溶接、シーム溶接、ジョイント、ピン
- 荷重と境界条件︓固定、スライド、ヒンジ、スプリング、圧力、力、重力、慣性リリーフ、ボルト/ナット締付解析、熱、リモート荷重、ベアリング、静水圧
材料特性
- 等方
- 弾塑性(非線形の応力ひずみ曲線)
- 剛体
- ユーザー拡張
CAD連携
- クラウドベースのCADシステムと直接データを連携
- CADシステムの標準的なSTL 出力に対応
- 主要なCADシステムのファイルをそのまま読み込み可能︓CATIA、NX、Creo、SOLIDWORKS、Inventor
- 一般的な中間ファイルフォーマットをそのまま読み込み可能︓STEP、ACIS、Parasolid など
ポストプロセス
- 変位、応力、ひずみのコンタープロット
- 変形アニメーション
- 最大値/最小値ラベル
- 点プローブ
- XYプロット
- 反力/接触力
- ボルト/ナットの力
- スポット溶接の力
- 周波数とモード形状
- モード寄与係数
- 安全率
- 複数の荷重ケースの線形和
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「画像提供:アルテアエンジニアリング株式会社」
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レポート作成
- モデル表示モード、パートの表示/非表示、結果表示に基づいて画像サムネイルとキャプションを生成
- 結果をフル解像度の画像ファイルでエクスポート
その他の機能
- SIとIPSの単位系が混在していても処理可能
- 測定(距離、光プローブ、ローカル座標系)
- グローバル/ローカル座標系
- デフォルトビュー(前、後、左、右、上、下)
- ビューのカスタマイズ