Femap v11.3 新機能

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Femap v11.3 新機能

今までFemapを使っていて欲しかったあの機能が

新機能として最新バージョンに搭載!

より一層使いやすいプリ・ポストになりました。

今回のバージョンアップ新機能から、より業務を効率的に進めるための機能を厳選してご紹介します。

 

描画/消去ツールバー

メッシュとジオメトリの表示を制御する新規ツールバーで、表示制御に対して高速アクセスすることが可能になりました。描画/消去はトグルボタンで変更でき、エンティティ毎に選択を制御できます。また、描画/消去からグループを作成することも可能です。

 

 

POINT

描画/消去ツールバーを使えば、メッシュモデルの断面を簡単に表示することができます。

また、囲まれたシェルメッシュの内部や、大規模ソリッドメッシュの内部メッシュを簡単に確認することが可能です。

 

 

 

効率的なエレメントフェース選択

フロントピック・モードを用いて、1つのフェースをダブルクリックするだけで表面全体を選択できるようになりました。初期設定が隣接フェースになっていますので、デフォルト設定の状態で選択が可能です。

また、エレメントフェースの選択時、表示中のエレメント全部を候補として自動的に装填することも可能になりました。

 

 

フェースをダブルクリック

 

ハイライト表示

 

POINT

ジオメトリの無いモデルでも容易に選択が行えるので、業務の効率化に繋がります。

コンタクトリージョンや、流体リージョン、非構造質量リージョンなどに関して、ハイライトで

視覚的に選択エレメントフェースを確認できるようになりました。

 

 

 

描画/消去ツールバーとの併用

 

 

POINT

描画/消去ツールバーと併用すると、リージョン設定したい箇所だけを簡単に表示でき、ジオメトリが無いモデルでも接続設定が容易にできます。少ない工程で全て選択できるので、業務の効率化に繋がります。

 

 

 

ロールスルー形式

モデル内部に視点をおいた表示が可能になりました。

視点を内部に移動させた後、振り返って、後ろを確認することもできます。

 

モデル内部に視点をおいた表示が可能

 

 
 

カーブに沿ってのフライスルーが可能

 

POINT

カスタムツール内にあります付属のAPIを使用しますと、カーブに沿ったフライスルーを行ったり、Femap内で移動を記録し、再生することも可能です。

 

 

 

対話型メッシュリファイン

シェル/はり要素をワンクリックするだけでリファイン(細分割)することが可能になりました。

ドラッグ選択でも同様にリファインすることが可能です。また、選択した要素を中心に、収縮や拡張を行い、リファイン範囲を変更することが可能です。

 

 

 

POINT

リメッシュしても荷重や拘束は自動的に伝播していきますので、条件を設定した後の急なメッシュ分割数変更も安心して行えます。

 

 

 

複数エレメントのスプリット

単一コマンドで複数のノードを選択してスプリットする事が可能になりましたので、より効率的なリファイン(細分割)が可能になりました。

 

 

 

POINT

広い範囲でのリファインが必要な時にエッジスプリット機能を使うと、とても時間の短縮になります。ジオメトリのない解析モデルのメッシュもリファインできますので、過去の解析モデルの再利用を促進することができます。

 

 

 

Abaqus ODB のアタッチ

Abaqus ODB(解析結果)のアタッチを新規サポートできるようになりました。

Abaqusスクリプトインターフェースを利用しており、旧バージョンのODBの自動更新をサポートしています。フィールド結果、ステップと増分ファイルを含めジョブデータのリカバリもサポートしています。操作はこれまでサポートする結果フォーマット(Nastran OP2 、XDB、 CSV、Femap FNO)と同様になります。

 

V11.2.2

 

V11.3

 

 

 

 

POINT

「.odb」形式のファイルの入出力に対応することで、Abaqusユーザーの皆様にも更なる業務の効率化に繋がります。

 

 

 

ソルバ起動制御

Abaqus OOBアタッチの新規サポートに伴い、Femap内で各種ソルバの設定が可能になりました。

コマンドラインでのオプション追加も可能になっています。

 

解析セットをソルバ実行形式で指定することが可能です。

  • 統合ソルバ (Femap with NX Nastran)
  • リンクソルバ
  • VisQ (リモートバッチ処理)

 

 

POINT

既存サポートのソルバ、新規サポートのAbaqusを起動することなく設定したソルバで解析を実行することが可能です。

インプットデータのエクスポートやインポートの手間も無くなりますので、業務の効率化に繋がります。

 

 

 

Femap v11.3 新機能一覧

プリ処理
  • 描画/消去 ツールバー
  • ビュー回転オプション
  • ロールスルー形式
  • リージョン作成のためのハイライター
  • 効率的なエレメント フェース選択
  • リナンバ - すべて
  • ユニークなプロパティ アイコン
  • エンティティ候補にインテリジェント

 

 

 

メッシング
  • 4辺形メッシングの改善
  • 対話型メッシュリファイン
  • 複数エレメントのスプリット
  • フィーチャ除去 - メッシングツールボックス

 

 

 

ソルバのサポート
  • Abaqus ODB のアタッチ
  • ソルバ起動制御
  • ANSYS コマンド入力
  • ANSYS アナリシス モニタ
  • LS-DYNA トランスレータ

 

 

 

ポスト処理
  • コンタ矢印
  • フリーボディ線図

 

POINT

Femapをご利用中のお客様は、インストールフォルダのpdfフォルダ内に新機能を紹介した「NewFeature1130j.pdf」がありますので、そちらをご参照ください。

 

 

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